こんにちは、猫と流木ねこりゅうの今井ケンです。
本日は、神奈川県にお住いのT様宅のキャットタワー製作事例をご紹介します。
きっかけはホームページからお問い合わせいただき、横浜オフィスモデルルームへご見学にきていただいたことでした。大型猫種のメインクーンを2匹、さらに保護猫ちゃんも2匹、合わせて4匹の飼い主さんでした。メインクーンは大きくなると体重10kgほどにもなるかなり大型の猫です。市販のキャットタワーでは強度や大きさが足りず、満足できないとのことで、ご相談をいただきました。
ご要望としては
(1)メインクーンがくつろげるくらいの広い台座を設置したい
(2)メインクーンが上から落ちてもケガしにくいように高さは160cmとする
(3)高齢になった際にも上り下りできるよう台座間隔は40-50cmほど
(4)メインクーンは足の裏の毛も長く滑りやすいので、台座はある程度、流木のざらざら感を残すことで滑りにくくする
メインクーンの体重や広めの台座をしっかり支えられる安定性・安全性を考え、幹を2本立てで作ることに決めました。
ご依頼者様は横浜オフィスに1階、函南工房に2回、合計3回も見学や打ち合わせにいらしていただきました。まず、工房で素材を選んでいきます。
一番キーとなる、広い台座は幅約60cmほどの大きい素材を確保させていただきました。
そして、幹はこちらの2本を選定しました。特に左のものは幹の途中にねじれが入っており、珍しい形で、見た目のアクセントとして非常に面白いです。
さらに土台部分にはこちらの古材を採用しました。
これらを組み上げていきます。
さらに依頼者様が工房でさまざまな流木素材をご覧になっているうちに、猫ベッドも流木で作ってほしいと追加のご依頼いただきました。
こちらは切株流木を用いた設計をご提案、製作していきました。
切株流木の素材は工房で4-5年近く寝かせた貴重な素材。高圧洗浄しなおすと、非常に美しい模様が出てきました。また、切った断面ややや赤みがかっており、これもまた美しい。そしてほのかに針葉樹のようなさわやかな香りもします。
人がイスとしても座れます。
3か月ほどの製作期間でいよいよ納品です。
流木キャットタワーも猫ベッドもどちらも気に入って、すぐに遊んでいただけたご様子。作り手としても安心&嬉しい限りです。
さらに、もう一つ追加で、流木の一輪挿しも追加いただきました。
流木のインテリアをそろえていくのも楽しいですよね。
メインクーンの飼い主さんからは、市販のキャットタワーではなかなか体重を支えきれないというお悩みはよくお聞きします。ねこりゅうのオーダーメイドキャットタワーはお写真のように3匹のっても安心です。同じ悩みを持つ飼い主さんたちの間にも広まってほしいなと思いました。
納品直後に、台座と幹の間に隙間が生まれてしまい、急遽、ご自宅に再度伺い修正作業をさせていただきました。その点、ご依頼者様にご迷惑おかけしてしまいました。申し訳ありませんでした。
長くなりましたが、神奈川県T様宅の大型流木キャットタワーと流木猫ベッドのオーダーメイド製作事例でした。
猫と流木ねこりゅうではオーダーメイドでキャットタワーをお作りしております。猫ちゃんと飼い主さんの理想の一本を形にします。まずは設計相談は無料ですので、HPやDMにてお問い合わせください。
猫と流木ねこりゅう 代表
今井ケン
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