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製作事例⑮神奈川県・個人宅 お気に入りのハンモックを吊るせる流木キャットタワー


こんにちは、猫と流木ねこりゅう代表の今井ケンです。

本日は神奈川県にお住いのH様のキャットタワー製作事例をご紹介いたします。


お客様のご自宅がウッディーに統一されたインテリアでリノベされたおうちで、流木キャットタワーに興味を持っていただきました。また、もともと沼津市のご出身のようで、駿河湾の流木というところにもご縁を感じていただき、2025年1月の横浜ペット博のブースに遊びに来ていただき、製作相談が始まりました。



実際に現地下見もさせていただきました。

ご要望としては、写真のキャットケージをもう使わなくなったため、撤去し、このスペースにキャットタワーを置きたいとのことでした。猫ちゃんたちは右にある既存のキャットステップと左の冷蔵庫を行き来するため、流木キャットタワーも双方へアクセスできる設計がよいとのことでした。

そして、一番特徴的だったご要望は、ハンモックです。キャットケージは不要になるものの、中にある布のハンモックだけは猫ちゃんたちのお気に入り。どうしてもこのハンモックだけは流木キャットタワーにも移植したいとの強い要望でした。


(1)キャットケージのスペースに置きたい、幅120cm、奥行63cm

(2)左の冷蔵庫(高さ169cm)と右のキャットステップ(高さ110cm)をつなぐアクセス

(3)布ハンモックを移植する

(4)キャットタワーの下に猫トイレも設置したい


という条件でデザインを考えました。

何度もお客様とやりとりさせていただき、最終的にご提案した内容がこちらです。



冷蔵庫とキャットステップ双方からアクセス可能で、右へ張り出した長い枝でハンモックを吊るせるデザインとしました。また、ハンモックへの荷重に耐えるため、土台板は右に大きく張り出した形としています。そのスペースを無駄にすることなく、猫トイレを設置できるようにしました。


まずキャットタワーの基本部分から組み上げていきます。


次に一番、重要なハンモックを吊るす枝に取り掛かりました。


当初は枝1本ずつでハンモックを支える構造にしていましたが、強度に不安があり、複数の枝で支える構造に改善していきます。



ハンモックを吊るす位置も確認していきます。

また、ハンモックへのアクセスをよりよくするため、デザイン段階ではなかったステップも一段追加しています。


さらにハンモック部分に補強に流木枝を追加していきます。

強度をあげるだけではなく、複数の流木の枝が絡み合った美しい雰囲気も出てきました。

こちらで荷重に耐えられるかをチェック、問題なく猫ちゃんがくつろいで眠れることを確認しました。

ちなみにハンモック部分は取り外し可能なので、お洗濯などもきちんとできます。



ご納品日、すぐにお客様からメッセージをいただき、猫ちゃんたちがさっそくハンモックで遊んでくれている写真をもらいました。2匹でキャットタワーでじゃれている様子、本当にかわいいですね。作り手としても本当に嬉しい限りです。




お客様はときどきご出身の沼津にも帰られることもあるとのことで、ぜひその際は工房にもお立ち寄りください♪猫ちゃんたちが遊ぶ様子をまた教えてください、お待ちしています。



猫と流木ねこりゅうは完全オーダーメイドでキャットタワーをお作りしています。「思い出のハンモックは取り付けたい」というようなご要望にもお応えできます。

猫ちゃんと飼い主さんの理想の一本を形にします。まずは設計相談は無料ですので、HPやLINEにてお問い合わせください。


猫と流木ねこりゅう代表 今井ケン

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